論文・技術情報

「シートトレーサー×モーションキャプチャ同時計測システム」

技術情報

シートトレーサーはシートなどの座ったり寝たりした時の沈み込み量を変位量で計測することが可能な装置です。
今までは圧力分布で評価されることが主流となっていましたが、圧力分布では1軸方向の荷重値しか計測できず実際にどのような変形が起こっているのか?実際には把握できていないのが課題でした。
シートトレーサーはフレキシブル基盤を採用したテープ形状をしたセンサとなっており、1つのテープに3軸加速度と3軸角速度(ジャイロ)を計測できるセンサがそれぞれ40個並んでいます。複数のテープセンサを同時計測することができます。

データはCSVファイルで出力されます。3軸加速度・3軸角速度(ジャイロ)のデータからロール角とピッチ角を割り出します。
原点は1つの目センサーを原点と設定しています。

株式会社ナックイメージテクノロジーの光学式モーションキャプチャーは、人の動きや物体の挙動を計測するために使われる装置ですが、テック技販のロードセルやフォースプレートと共用することで、力の見える化(可視化)が可能です。
テック技販との親和性が非常に高いメーカーです。

シートトレーサー単独の使用では、原点からの離れれば離れるほど計測精度が落ちてしまいます。またシートに対し適切に配置しないと計測ターゲットとずれたポイントの計測になってしまうというような問題があります。

光学式モーションキャプチャーカメラを採用する本システムでは、シートトレーサーの計測精度向上や計測データの一括管理・解析動画での変形量をシミュレートが可能です。(下記動画ご参照ください。)、センサーの配置精度を考慮しなくて良く自由にセンサーの配置ができるなど、今まで以上ににシートトレーサーを気軽に使えることが可能となりました。

今回のご提案には様々なメリットがあります。
シートトレーサーでは、データ一括管理・自由配置・精度向上が行え、さらにCADへデータ搬入を検討していますので、データに基づいた設計が容易に行うことが可能です。またカメラシステムとリンクすることで逆動力学を解いて関節トルクや筋力推定など人の挙動に「力」データを加えることが可能となります。是非弊社営業までご相談ください。

「シートトレーサー×モーションキャプチャ同時計測システム」動画

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